MT4/MT5のサブウィンドウ上に、マルチタイムフレーム対応の複数のATRラインを描きます。相場のボラティリティを(値動きの大きさ)を短期・中期・長期の視点で1画面の中で把握が可能です。


■機能・使い方
本ツールQuickMTF-ATR(マルチタイムフレームATR)は、複数の時間足のATR(Average True Range)を同時に確認できる簡単操作ツールです。
ATRは「価格の方向」ではなく、「値動きの大きさ(ボラティリティ)」を測るための指標であり、MTF化することで「今の相場がどれくらい動きやすい状態なのか」を、短期・中期・長期それぞれの視点から把握しやすくなります。
例えば、5分足ATRだけを見ると一時的に値動きが大きく見えても、1時間足ATRが低水準なら「短期だけ荒れている状態」であり、トレンドが継続しにくい場合があります。
逆に、上位足ATRも拡大している場合は、市場全体でボラティリティが高まっている可能性があり、大きなトレンドやブレイクアウトにつながるケースがあります。つまりMTF ATRは、「今の値動きが局所的なのか、相場全体の活性化なのか」を判断するために役立つツールです。
活用法としては、まず上位足ATRで“現在の市場環境”を把握し、下位足ATRでエントリーや決済の細かな調整を行う使い方が有効です。たとえば、
- 4時間足ATRが拡大中 → トレンド発生や重要局面を警戒
- 15分足ATRが急上昇 → ブレイク直後や急変動の可能性
- ATRが低下 → レンジ相場や閑散相場を想定
といった形で利用可能です。
また、ATRは資金管理との相性が非常に良く、
- ATR×○倍でストップロス幅を自動計算
- ATRに応じてロットサイズを調整
- ATR拡大時だけトレード許可
などのロジックにも応用できます。特にEAや半裁量ツールでは、「相場の荒さに応じてリスクを変える」という考え方が重要なため、MTF ATRは単なる補助指標ではなく、リスク管理の中核としても活用できます。
以下の操作パネルで、基本的にINPUTパラメーター設定を開かずに、チャート上で全て設定変更が可能です。

以下が、本ツールをセットした標準状態のラインになります。ドル円 1時間足を例にします。
ATRは、ADXのように上昇している時のトレンドが継続しやすい傾向を示すことがあります。

その際に、現在足のATRだけを見るのではなく、上位時間足での動きも見ることで、判断をフォローする中長期相場なのか、あるいはその逆の動きを指し示しているのかを確認可能です。

2つ上の時間足のATRも表示し、トレンド状態を確認します。

なお、下位時間足のATRも参考までに表示することもできます。上位からみて下位ATRはどのような細かい指標を示しているのかを網羅的に確認可能です。

本ツールは複数セットすることができ、それぞれATR期間を任意に変更し、別期間でのテクニカル指標状態も把握して、戦略を補足・補強することが可能です。

ボラの確認、損切りや利確設定のための指標確認だけでなく、トレンドの初動もある程度把握しやすくするツールとなっています。ぜひご活用ください。
■INPUTパラメーター
設定内容は以下となります。

■動作環境・バックテスト動作可否
- 本商品にはMT4版・MT5版の両方が含まれており、どちらもご利用いただけます。
- バックテスト時にも利用可能です。
■更新履歴
- 2026/5/14 【MT4/MT5 v1.0】初版公開
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更新日:2026年6月8日
